我が子に持っていて欲しいもの

私が子供達に持っていて欲しいもの。それは自己肯定感です。

何の取り柄のない私ですが、自己肯定感だけはめちゃめちゃ高い。祖父、祖母、父、母、妹、弟の7人家族で両親にかまってもらった経験もほとんどないのになぜだろう?とふと考えます。でも自己肯定感の高さのおかげで、比較的楽しく、辛いことも自分を責めることは微塵もなく(笑)色々乗り切れたことを思い出します。

きっと忙しかった父や母の代わりに、同居していた祖父、祖母が私のことを、たくさん認めてくれたから。誰かに認められて育ったので、満足していたのだなと。

その認め方も、私が今子供達にしている大げさなもの(笑)ではなく、いつも私に寄り添うような、気がつくと見ていてくれて笑ってくれるような、自然と出てくる愛に溢れた温かいものでした。

自己肯定感って本当に大事。自分をピンチから守ってくれる。むしろ、チャンスに変えてくれる、そんなものです。言うなれば、人生という荒波を(笑)生きやすくしてくれる武器。

自分たちの子供にも自己肯定感をつけるお手伝いをしたい。

でも、残念ながら、我が家にいる大人は、私と主人のみ。圧倒的に認めてあげる大人が少ないのです。そう思うとつい、大げさなまでにできたら褒めて、毎晩いや、いち日になんども大好きだよ〜を繰り返す。そんな毎日です。まさに、大好きで大事なのよ!を安売り状態(笑)。

私が受けてきたポカポカのお日様のような、優しく見守り認める祖父祖母の愛とはかけ離れたもの…

これでいいのか?!と毎日思いながらも、そんな状態を続けてきました。

そんなこんなで今まで育児してきて、今日は嬉しいことがありました。

3歳の息子が突然、

「○(息子)はね〜 ママとパパと△ちゃん(6歳の娘)とグランパとグランマと自分が好きなんだ〜!」

と言ったのです。

嬉しい〜嬉しすぎる!!!!(泣)!!!!

思わず、

「わ〜ママ嬉しいな!ママも○が大好きだよぉぉ〜」

と泣きそうになりながら返していました。

それは息子の自己肯定感をちらっと垣間見た瞬間でした。

今まで、褒めちぎるスタイルで突っ走ってきた私。きっとそれも子供の年齢に応じて変えていく必要があると思うけど、自己肯定感を育てるという意味では現時点ではよかったかなと思えるエピソードでした。

こういうことがあるから、子育てって大変だけど、頑張れる。

とても嬉しくて、忘れたくないので、こちらに書かせていただきました。

いつかは、亡き祖父祖母のように、お日様のような認め方ができるようになりますように…

追記:

最近になって思ったのですが、結婚相手(パートナー)って大事だなと。私の夫は絵に描いたような、良夫賢父です。いつも私が、子供達にああすればよかったとこぼすと、「いや〜●ちゃん(私)は本当に頑張っているよ。僕には到底できない。すごいよ!」と言ってくれます。

私はこれが聞きたいがために、愚痴っぽいことをわざわざいう時もあるのです(笑)

ここにも17歳からず〜っと私の自己肯定感を高めてくれる存在がいたんだな。本当に感謝でしかない。どんな時も、自分のことは二の次で、私と子供たちのことを考えてくれる夫。ほんと神様です。

娘のグラグラしていた前歯が抜けて血だらけになった時も、電話したら冷静に娘に話をしてくれて、あっという間に取り乱した娘を元に戻す。

4キロ太った私に、「むしろ今が一番いいよ〜」と嘘でも言ってくれて、さらに、「少し太ってたくらいの方が、病気になった時、すぐわかるから僕はいいと思う。」と…まさに神対応。

白髪がいつ出てくるのか戦々恐々としていた私をずっと側で見ていた夫が、ある日突然「●ちゃんの白髪は全部僕に生えますようにってお願いしてあるから大丈夫だよ。」と笑顔で自分の頭の白髪を見せる。私はそれを聞いて、涙が出てきました。自分のことしか考えてない自分を恥じ、白髪が生えてもどうでもいいや、むしろこの人とお互いが真っ白になるまで生きていくことの方がずっとずーっと幸せだ!と思わせてくれた。…ブッダかっ!

私の人生自分で言うのも何ですが、大したことないけども、夫と言う神様を見つけた自分だけは本当に褒めてあげたい。ここでも自己肯定感全開ですが(笑)。

どうか、子供達にもそんな神様が見つかりますように…そしてあわよくば、そんな神様みたいな人になりますように(笑)!

ABOUT US

初めまして!主人の駐在で8年間カリフォルニアに住み、その間に2回の出産を経験。カリフォルニアが気に入り、帰任辞令と共に、アメリカの会社に転職した主人と、ワイン大好きなアラフォー専業主婦の私、そしておませで心優しい娘(2014年生まれ)と、自由奔放で我が道を行く息子(2017年生まれ)との生活を書いてます。誰でも簡単に取り入れられる風水も実行中です。